2008年5月26日月曜日

lalah_hathaway

歌姫Lalah_Hathawayのアルバム、「セルフ・ポートレイト」が発売中です。今回のアルバムは、歴史あるレーベル、STAXからのリリースとなります。。STAXといえば、メンフィスで人種の垣根を越えて良質なブラック・ミュージックをリリースしていたレーベルとしてその名前を知られていましたが、新生STAXはジャズ・レーベルのCONCORD_RECORDSの傘下となり、さらにジャンルの垣根も越えた形で制作されることとなったこの新作は、ソウル、R&B、ジャズ、フュージョン、etc・・あらゆる音楽ファンに通じる大人のアルバムとなりました。Lalah_Hathawayの歌声の特徴は、低音で力を抜いたときのハスキー・ボイスが、父親であるDany_Hathawayさんそっくりで、彼のファンはどきっとすることでしょう。強くうたったときは母性とも思わせるような彼女の深い愛に包まれるような感じで、心地よく癒されます。アルバム12曲全体がスローテンポ~ミドルテンポの曲で、彼女の声質にあった楽曲となっており、ギターのふわふわ感とブラスのソフトな音色&リズム感は、メンフィス時代のSTAXサウンドを彷彿とさせます。ドラムとベースはワイドレンジでパンチがあり音質も良く、オーディオファンも楽しめることでしょう。これらの楽曲は日本人ではまねの出来ないようなタイム感で演奏されているところがいい味をだしています。曲は1「レット・ゴー」、2「ブリーズ」、3「オン・ユア・オウン」、4「フォー・オールウェイズ」、5「ザット・ワズ・ゼン」、6「ラーニング・トゥ・スイム」、7「ワン・マイル」、8「リトル・ガール」、9「ネイキッド・トゥルース」、10「ホワット・カムズ・アラウンド」、11「UDO」、12「トラジック・イネヴィタリティ」の12曲収録されています。プロデューサーにはレイラ・ハサウェイさん、レックス・ライドアウトさん、テラス・マーティンさん、パウラ・ガリターノさん、ケネス・クラウチさん、マニュエル・ヒューガス&ウィボウド・バーケンスと、沢山の人が担当しております。梅雨の時期はこういった感じのまったりとした音楽を聴いて室内でのんびりとしたいものですね。

1 件のコメント:

A Family/Group Member さんのコメント...

It was neat seeing a name I know. Lalah Hathaway. Her father, Donny Hathaway, was a favorite of mine