2008年5月8日木曜日

Radiohead

イギリスの音楽史を語るうえで外してはいけないのが「Radiohead」というバンドです。曲を聴いたことがなくてもこの名前を聞いたことがある人は相当数いるのではないでしょうか?この「Radiohead」は1985年に結成し、1992年にメジャーデビューを果たしました。このバンドの一番の特徴はオリジナリティが非常に高い音楽性とアルバムごとに常に新しい音をリリースし続ける実験的ともとれる音楽への探求心でしょう。彼らはマンネリ化しつつあった音楽シーンに果敢に切り込んでいき、それが最も創造的なグループと賞賛されてきました。メンバー構成は孤高の天才詩人と評価を受けている1968年生まれのメインボーカル「Thom_Yorke」、ギター、シンセサイザー、鉄琴など多彩な楽器を使用する1971年うまれの「Jonny_Greenwood」、ギターとバックボーカルを務める1968年生まれの「Ed_O'Brien」、ベースとシンセサイザーを使用する1969年生まれの「Colin_Greenwood」、ドラムとパーカッション担当は1967年生まれの「Phil_Selway」からなります。世の中の多くのバンドがメンバーの入れ替えをする中で、このバンドはデビューの時からメンバーが変わっていないのも特筆すべき点の一つといえます。彼らがリリースしたアルバムは1993年の「Pablo_Honey」、1995年の「The_Bends」、1997年の「OK_Computer」、2000年の「Kid_A」、2001年の「Amnesiac」、2003年の「Hail_To_The_Thief」、2007年の「IN RAINBOWS」です。1997年に発表された「OK_Computer」は世界中で高い評価を獲得し、1990年代のポップ・ミュージックを代表する金字塔とまで言われています。その後もアルバムごとに変化する音楽性はファンに戸惑いすらあたえ、アルバムのリリースの度に賛否両論を巻き起こすのですが、数年経つとこれらのアルバムはまぎれもなく「Radiohead」の音楽であったことに皆気づき始めます。今年2008年にはツアーで来日するそうなので、未だ「Radiohead」を聞いたことがない方は一度聞いてみてライブに行くかどうか考えてみることをおすすめします。

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